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モノとポップカルチャー、それっぽく言ったりたまに爆ディス

ジョン・メイヤー新譜、"New Light"でイイ予感がする。レビュー ・感想

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ジョン・メイヤーの新曲が配信されました。

まさかこんな、ディスコサウンドがくるとは...最高だぜ!

自分がギタリストとしてもっとも影響を受けたのはジョン・メイヤーだし今も変わらないんだけど、ギタリストであるがゆえ、ジョン・メイヤートリオのだったりContinuumが一番刺激を受けていて近作のカントリーテイスト、アコースティックサウンド、SSWとしての魅力が中心のアルバムはどうも聴き込めなかった。

自分はジョン・メイヤーのことをギタリスト、サウンドクリエイターとして見ているのかな。だからThe Search For EverythingのStill Feel Like Your Manがリリースされた時はこれでもか!ってくらいノリノリで首を振った。おまけにPino PalladinoとSteve Jordanがこの手のR&B/FUNKでセッションするのだから。そら興奮せずにはいられないグルーブだ。

 

 

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今回のNew Lightは、The Search For EverythingのBlack Musicなグルーブと同じ方向を向きつつもさらにディープになった。インタビューで語っていたがプロデューサーのNo I.D.の持つアイディアが大きいのか。今までのどれでもないジョン・メイヤー

 

ストレートな8ビートでチープなシンセサウンド、もうまんま70's後半~80's前半くらいのDISCOだ。それにジョン・メイヤーが来ているブルゾン、まさに80'sじゃないか。

 

曲の真ん中あたりにはNile RodgersよろしくDISC/FUNKなカッティング。全体に見られるシングルノートバッキングもFUNKギターの常套句だ。

そして、どうしても期待して待っている。このサウンドの上でジョンはどんなギターソロを弾いてくれるかってこと。

中域の聞いたTS系サウンドはやっぱり健在だけど、ソロというよりメロディックで世界観や歌詞を尊重しているようだった。現代的Blues/Rockの頂点のイメージが強いが、最近はSnarky PuppyのJAZZ/FUNK系ギタリストのMark Lettieriとのセッションも見られた。

そこはかとなくContemporaryな風向を感じる。

 

さて、いろんな布石はありそうだってことで、もしLPがあるならDaftpunkのRAMSの衝撃に似たような1枚が出てきそうな気もする。

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