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Netflix版ロスト・イン・スペース、あの車チャリオットのデザインと継承(レビュー・考察)

 

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Lost in space "chariot" 2018 ver!!

ロスト・イン・スペース "チャリオット"

ロスト・イン・スペース』は1965年のテレビドラマ『宇宙家族ロビンソン』に基づき、2018年に公開されたSFテレビドラマシリーズである。航路を外れて宇宙船で遭難した開拓者の家族の冒険を描く。Legendary Entertainment、Synthesis Entertainment、Appleboxによって製作され、ザック・エストリンがショーランナーを務める。

wikipedia

 

 

Netflixの『ロスト・イン・スペース』に登場する"チャリオット"と呼ばれるアドベンチャー・モービルが非常にかっこよかった。『ロスト・イン・スペース』は1965年ドラマ版の宇宙家族ロビンソンを元に制作されているが、当時にも登場する同名のモービルがあり、今回のはまさに、オリジナルの現代版だ。

さすがに65年のドラマは見れていなくて、詳しくは知らないがチャリオットについては知っていた。普段、冒険で使うような夢いっぱいの車をいつも調べていて、『adventure mobile』とか調べていた時に、チャリオットに行き着いたことがあった。

調べてみると、劇中車マニアの間ではレプリカが制作されたりと、割とポピュラーなマシンらしい、とそれくらいの情報だけ持っていた。

 

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Netflix版ロストインスペースの予告などは見ずに本編の視聴を始めたので ドラマで『チャリオット』というワードが出た時にはワクワクした。できればキャタピラじゃなくて4輪がいいな〜...と個人的な期待もしつつ、登場の時を待っていた。65年版のチャリオットは知名度の高いマシンなので、現代のセンスと技術と予算で創造したら、いったいどんなマシンになるのか。白いベールに包まれて登場するシーンは乗り物好きの心を鷲掴みにする。制作側もチャリオットへの期待を知っているからこその演出だ。

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ジュピター2と呼ばれるらしい、最初の一台。スタイリッシュだ。近未来SFものとしては珍しいほど直線的なデザインで、リアの斜めなデザインも、オレンジのラインも非常にレトロ感がある。それに対して、無骨で筋肉質な足回りが抜群にかっこいい。

 

最近の車業界でも、80sがそろそろヴィンテージと言えるくらい過去のものになって来て、ランドクルーザー70シリーズの復刻やスズキ・アルトやのようなレトロで80sライクな車が、車好きを沸かせている。映画の中でも、SFチックな曲線的で未来的なデザインよりも、よりリアルで実用的なマシンがたくさん見られるようになった。

ヘイローのワートホグなんかもそのうちに入ると思う。

f:id:sugroup:20180528181214j:plainHalo Warthog

 

車内は6人乗り、天井が高くて移住空間が非常に良さそうなのが冒険心をくすぐる。

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地形をスキャンしたり、足回りを"冬モード"に変更、などの描写もあり今後どんな機能を発揮してくれるか楽しみでしょうがない。

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一見コンパクトに見えるが、実際はかなり大きい。

lost-in-space-2018.wikia.com

こちらのサイトでは撮影時のトラックの前に止まるチャリオットの写真が掲載されているが、大きさはトラックとほぼ変わらない。2トントラックくらいの全長と全高がありそうだ。

 

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ちなみに65年版ではThiokol Snow Catのシャシーをベースに作られていて、キャタピラだった。他の惑星での走破性、機能性を存分に表現したデザインとディティールだ。2018年版チャリオットもフロントがガラスパーツが多いが、これも65年版のガラス張りデザインの継承だ。

「lost in space chariot」の画像検索結果

www.drivingenthusiast.net

 

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