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maxell UDⅡ カセットテープの解説と安い買い方

 

 

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カセットテープ黎明期のロングセラー

1983年に日立マクセルのUDシリーズがモデルチェンジした。ノーマルは『UDⅠ』ハイポジは『USⅡ』となる。当時定価500円〜650円程度が相場だったハイポジ46分で、このUDⅡは480円。ハイポジ初のアンダー500円で性能も良く、何よりゴールドが強調されたパッケージはカッコいい。特に当時の若者にヒットし、モデル切り替えが頻繁だったカセットテープ黎明期に4年も販売された超ベストセラーである。

ロングセラーだけあって、割と出回る玉数も多く、高騰し続けるメタルテープと比べて、ハイポジなので比較的相場も安定している。1500〜2000円ほどが未開封の相場だ。アンダー1500円を見つけたら即買いすべきである。

黎明期を支えたという意味で是非持っておきたい名作だし、手に入りやすいという点も含めると、カセットテープコレクション入門としてベストかもしれない。

 

どう安く手に入れるか?

ただ解説しただけでもつまらないので、安く手に入れる方法の一つを買いておきたい。

究極、コレクションとは資金との戦いになるわけだ。欲しいモノならいくらでもあるので、限られた資金でいかに多く集められるかである。「あぁ、100億でも持っていればなぁ」と悲観するのは早い。いくつか安く手に入れる方法はある。

その一つ、『メルカリ新しい順』である。何コイツ今更なことをと思う方は申し訳ない。でも、まずこれだろう?ハードオフだって近年の相場を鑑みて、大したことないテープに爆値をつけている。昔のように足で探してジャンクボックスから未開封テープがゴロゴロ出てくる時代じゃ無い。

なので狙うはカセットテープ情報弱者である。カセットテープは未だに家にあったいらないものを処分ついでに出品という人多いのだ。二束三文でしか売れないでしょうってことで相場も調べずメタルテープ5本が数百円とかマジでたまにある。

しかしながら、ウォッチャーも多くいて、そんなものは数秒で売れてしまうのがザラである。

つまり理想は新しい順で更新し続け出品された瞬間に購入である。

これには相場の瞬間的な判断と、購入の迅速な決断が必要なので過去のカセットテープ各種についての知識もある程度必要で成り立つ。

こういった相場無視の処分スタイルは、体感値として午前中の出品が多いように感じられる。

 

何が書きたかったのか

カセットテープ1本で書けることは無いかなと考えた結果である。ライバルを増やしたく無いが、頭にあることを言語化せずにいられない、秋の夜長であった。